「iDecoとNISAをイチから知りたい」人におすすめの本:『米国つみたて投資』
最近「米国株投資」が流行していて、色々な本が出ています。
その中でも非常にわかりやすい本が『米国つみたて投資』という本です。
「iDeCo(個人型確定拠出年金)」と「NISA(少額投資非課税制度)」をフル活用し、節税しながら、めちゃくちゃ堅実に投資する方法です。
ちなみにどれくらい節税できるかというと、「月2万3000円」積み立てるシミュレーションで、「20年で165万円以上の節税」になります。
株価が全く上がらなくても、年間8万円以上勝手にプラスになるので、iDecoやNISAを使わない手は、正直ないと思います。
この本が推奨する投資法は?
「NISA(少額投資非課税制度)」と「iDeCo(個人型確定拠出年金)」を可能な限り上限までフル活用して、米国の指数(S&P500かNYダウ)に長期積立をします。
米国株投資をすすめる本はたくさんあります。
ただし、個別株はリスクが非常に大きいため、この本では手数料や信託報酬の安いインデックス投資を推奨しています。
特にこの本では、S&P500を推奨しています。NYダウよりも分散が効いて、リスクが低いと考えられるからです。
米国の指数に投資するメリットは、価格を相場や経済ニュースチェックする必要がないことです。
NYダウやS&Pは、50年以上右肩上がりです。リーマンショックやコロナショックがあって一時的に市場が暴落しても、結局高値を更新し続けています。
そのため、いちいち相場の動きをチェックする必要がないのです。
それよりも大切なことは、コストが安いネット証券と、信託報酬率が安い投資商品を選ぶことです。
長期的に見ると、たとえ「0.1%」の手数料でも、数十万円、数百万円の差になってしまうからということです。
「20年で165万円以上の節税」ができる
「NISA(少額投資非課税制度)」と「iDeCo(個人型確定拠出年金)」の概要は次の一覧のとおりです。
自分で申し込み、掛金を拠出し、自分で運用方法を選んで掛金を運用します。
掛金を60歳になるまで拠出し、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができます。
この本には、「iDeCo」を利用すると、どれくらいの節税になるかシミュレーションが記載されていました。
仮に40歳、年収700万円の人が、月2万3000円を20年積み立てると、「165万6000円」もの節税になるそうです。
まとめ
この他にも「iDeCo」「つみたてNISA」の賢い利用法、オススメの投信の銘柄も書かれており、投資初心者に非常に親切な良書でした。
これらの節税制度は、米国株インデックス投資と相性が良い制度なので、「iDeCo」「つみたてNISA」を利用していない人は、まずこの本を読んでおくのがオススメです。
TradingViewのボリンジャーバンドの設定方法&使い方:チャート分析の基本(3)
TradingViewで「ボリンジャーバンド」を設定する手順を説明します。
まずTradingViewでフル機能チャートを開いてください。
そして画面上部の「fx」の記号をクリック。
fxという記号をクリックすると、「インジケーター&ストラテジー」というパネルが開くので、ボックスに「ボリンジャー」と入力してください。
すると、BB(ボリンジャーバンド)という候補が出るので、クリック。
ロウソクチャートに、ボリンジャーバンドのチャートが出てきましたね。
ボリンジャーバンドの設定をするために歯車マークをクリックしてください。
期間は「20」で、標準偏差は「2」に設定するのが一般的です。
これで設定完了です。
この本には、ボリンジャーバンドでチャートを分析する方法が書かれています。
「MACD」や「RSI 」の使い方と一緒に書いてあるので、チャート分析をまとめて一気に学びたい人は、本を読むのがおすすめです。
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TradingViewのRSI(相対力指数)の設定方法&使い方:チャート分析の基本(2)
TradingViewで「RSI(アール・エス・アイ)」を設定する手順を説明します。
RSIは、投資系YouTuberの高橋ダンさんが、「MACD(マックディー)」と同様に、よくチャート分析で使っている指標ですね。
TradingViewのMACD(マックディー)の設定方法&使い方:チャート分析の基本(1)
RSIとは?
RSIとは、テクニカルチャートのひとつで、「Relative Strength Index」の頭文字をとった略語です。
日本語だと「相対力指数」と言われています。
簡単に言えば、買われすぎか、売られすぎかを判断するための指標です。
50が平均です。
数値が高くなるほど「買われ過ぎ(過大評価)」です。
数値が低くなるほど「売られ過ぎ(過小評価)」と判断できます。
RSIの設定方法
それでは、チャートを設定する方法を説明します。
まずTradingViewでフル機能チャートを開いてください。
そして画面上部の「fx」の記号をクリック。
fxという記号をクリックすると、「インジケーター&ストラテジー」というパネルが開くので、ボックスに「RSI」と入力してください。
すると、RSIという候補が出るので、クリック。
ロウソクチャートの下に、RSIのチャートが出てきましたね。
RSIの設定をするために歯車マークをクリックしてください。
期間は、「14」が一般的です。
アッパーバンドは70、ロワーバンドは30に設定します。
これで設定完了です。
RSIの使い方:「買い」と「売り」をどう判断する?
一般的に70を超えると、「買われすぎで警戒する」という人が多いです。
反対に30を下回ると、「売られすぎで警戒する」という人が多いです。
RSIのわかりやすい解説書を2冊紹介
この2冊の本には、RSIでチャートを分析する方法が書かれています。
「MACD」や「ボリンジャーバンド」の使い方と一緒に書いてあるので、チャート分析をまとめて一気に学びたい人は、本を読むのがおすすめです。
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TradingViewのMACD(マックディー)の設定方法&使い方:チャート分析の基本(1)
Trading Viewで「MACD(マックディー)」を設定する方法を説明します。
MACDとは、チャートでトレンド分析をする方法の一つで、投資系YouTuberの高橋ダン氏がよく使っていますね。
2つの移動平均線を使用して、買いと売りのタイミングを判断することができます。
MACDの設定方法
TradingViewというサイトを使います。
まずTradingViewでフル機能チャートを開いてください。
そして画面上部の「fx」の記号をクリック。
fxという記号をクリックすると、「インジケーター&ストラテジー」というパネルが開くので、ボックスに「MACD」と入力してください。
すると、MACDという候補が出るので、クリック。
するとロウソクチャートの下に、MACDのチャートが出てきます。
MACDの設定をするために歯車マークをクリックしてください。
MACDの設定のパネルが開くので、数値をいじれるようになります。
一般的には、ファスト期間を「12」、スロー期間を「26」、Signal Smoothingを「9」に設定します。
これで設定完了です。
数値を小さくするほど、価格変動に敏感な設定になります。
例えば、相場が荒れている時などは、全ての数値を半分にします。
ファスト期間を「6」、スロー期間を「13」、Signal Smoothingを「4」と数値を半分に設定することで、トレンドをいち早くキャッチすることができるというわけです。
MACDの使い方:買いと売りはどうやって判断する?
2つの移動平均線が交差している場所が、トレンドの転換点になります。
上のチャートのように「MACDライン(青のライン)」が「シグナルのライン(オレンジのライン)」を下から上にクロスした時、上昇トレンドが始まります。
ですので、「下から上」のクロスを見つけた時は、「買い」と判断できます。
反対に、「MACDライン(青のライン)」が「シグナルのライン(オレンジのライン)」を上から下にクロスした時、下落トレンドが始まります。
ですので、「上から下」のクロスを見つけたら、「売り」と判断できます。
TradingViewのチャート分析をさらに知りたい方は次の記事がおすすめです。
RSI(相対力指数)の設定方法&使い方:チャート分析の基本(2)
ボリンジャーバンドの設定方法&使い方:チャート分析の基本(3)
MACDのわかりやすい解説書を紹介
次の本には、MACDでチャート分析をする方法が書かれています。
「RSI」や「ボリンジャーバンド」の使い方と一緒に書いてあるので、チャート分析をまとめて一気に学びたい人は、本を読むのがおすすめです。
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【2022年最新版】株で失敗したくない人が絶対見るべき投資系YouTuberベスト5
こんにちは。
よく「投資は自己判断」という言葉がありますよね。
他人が言ったの言葉を鵜呑みにして投資を行い、失敗したとしても「自己責任です」という意味のアレです。
もちろん、100%その通りなのですが、「何も参考にするな」というわけではありません。
自分だけで情報を集めるのには当然限界があります。
何事も、自分より経験がある人から学んだ方が、すぐに上達します。
そこで、自分がよく参考にしている株式投資YouTuberベスト5を発表したいと思います!
第5位 株の買い時チャンネル
■投資スタイル
- 手法は「ファンダメンタルズ」「グロース」「優待」「高配当」
- 中期から長期投資
- 扱う商品は「日本株の個別銘柄」のみ
■プロフィール
「30代の個人投資家」ということしかわかりません。顔も出していないです。
■動画の内容
徹底的に投資初心者向けに、噛み砕いて解説しているチャンネルです。
上昇しそうなおすすめの日本株銘柄の紹介、注目銘柄の決算の解説、初心者向けの用語解説や投資法の紹介などです。
自分1人で株を見ていても、「何に注目すればいいのかわからない」という人は、このチャンネルを見ると、大型株から小型株まで幅広い銘柄を紹介してくれるので、かなり視野が広げることができます。
ポイントを絞って話をしており、かつポイントがわかりやすくスライドにまとまっているので、非常に見やすいです。
第4位 広瀬隆雄(じっちゃま)
■投資スタイル
- 手法は「ファンダメンタルズ」が中心。時々テニクカルも。
- 数日間のトレードから長期投資
- 扱う商品は「米国株個別銘柄」や「海外ETF」
■プロフィール
米国株のテーマ、銘柄分析の第一人者。
米国をはじめとする世界の政治・経済に精通し、グローバル投資、新興国市場にも明るい。
かなり昔から、楽天証券の動画セミナーをやっています。
1959年、広島県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。S.G.ウォーバーグ証券(現UBS証券)、ハンブレクト&クィスト証券(現J.P.モルガン証券)を経て、自身の投資顧問会社を設立。
Twitterなどのソーシャルメディアでは「じっちゃま」という名前でやっているので、本名ではなく、こちらの名前を知ってる人も多いのではないでしょうか。
■おすすめの視聴方法
話題の米国株個別銘柄や、今後伸びそうな銘柄について、ピックアップして解説しています。
また、市場に影響を及ぼしそうなアメリカの経済ニュースなどを解説してくれます。
ライブ配信のアーカイブのため、1本1本の動画が長く編集されていないので、そのまま見るのはおすすめしません。
おすすめは、「じっちゃま」のまとめをしている「ばっちゃまの米国株」というYouTubeチャンネルです。
じっちゃまの話が長くてしんどいという人は、こっちでサクッと学ぶといいと思います。
第3位 高校生でも分かる米国株 鈴木花子
■投資スタイル
- 手法は「ファンダメンタルズ」「グロース投資」
- 中期、長期投資。米国株初心者におすすめです。
- 扱う商品は、「米国株の個別銘柄」「海外ETF」
■プロフィール
アメリカ国籍を持っていて、三菱東京UFJ銀行(米国)、みずほ銀行 (米国)で15年のアナリストのキャリアを積んだそうです。
銀行員時代に分析した決算書は1500以上、稟議書の一つのローン枠は1億円から600億円です。
動画の内容も「決算書の分析」が中心で、プロの目線からわかりやすく教えてくれます。
■こんな人におすすめ
・米国株初心者におすすめです
・リスクが低く成長が見込める優良な会社の株を買って、2倍3倍になるのをじっと待つ投資スタイルなので、細かいトレードはせず、ほったらかしで投資したい人に向いています。
・ある程度まとまった資金を持っている人は、この投資スタイルは強いと思います。
第2位 1UP投資部屋 (Zeppy投資チャンネル)
■投資スタイル
- 手法は「ファンダメンタルズ」(少しだけチャート分析もあり)
- 中期〜長期投資 「グロース投資」
- 日本の個別銘柄が中心、米国個別銘柄も少しあり
■プロフィール
KEN、いとちゃんの2人組。
元々「Zeppy投資チャンネル」で投資家の井村俊哉さんとYouTuber活動していましたが、最近はZeppy投資チャンネルの更新が止まっていて、こちらの「1UP投資部屋」チャンネルの更新頻度が高いです。
KENは、大学在学中に自ら投資研究会KISHUを創立し、IRプレゼンコンテストで優勝。第9回名証株式投資コンテスト個人の部優勝、2019年5月株1グランプリ優勝など、株式投資コンテストで名を挙げています。
いとちゃんは、元々芸人を目指していたそうです。株主優待を紹介していたりします。
投資成績も公開しています。
2020年は2人とも「プラス70%」と驚異的です。
■こんな人におすすめ
投資の基礎知識を短期間で一気に学びたいという人は、このチャンネルの過去動画と、現在は更新が止まっているZeppy投資チャンネルの過去動画を一気見するのおすすめです。
「出来高ってなんで重要なの?」「PERって何?」と言ったように、株式用語の解説など投資の基礎知識をわかりやすく解説してくれています。
他の投資系YouTuberは、1人でベラベラしゃべるスタイルが多いですが、このチャンネルは2人のトークで進行しているせいか、いい意味で「テレビ番組っぽい」ライトさがあります。
とにかく、楽しく、わかりやすく、見やすいので、話が非常に入ってきやすいです。非常に視聴者を意識していて、楽しく見やすい動画の作りになっているので、初心者には本当におすすめです。
第1位 高橋ダン
■投資スタイル
- 手法は「テクニカル分析」
- 「数日間〜数ヶ月間のトレード」をする人向け
- 扱う商品は「株価指数(ダウ、S&P500、ナスダック、日経225、TOPIXなど)」「各種ETF」「コモディティ(貴金属、原油、農産物などの先物とETF)」「米国株と日本株の個別銘柄」「FX」「仮想通貨」など
■プロフィール
2019年の終わりからYouTubeを開始し、日本で最も影響力がある投資系YouTuberと言って過言ではないと思います。
ニューヨークの名門・コーネル大学を成績上位で卒業し、21歳で米投資銀大手のモルガン・スタンレーに入社、その後26歳の若さで自らヘッジファンドを立ち上げるという華々しい経歴の持ち主です。
■このチャンネルの特徴
10分の動画を毎日5本くらいアップしています。
主に、今後大きく動きそうな注目のチャートをピックアップして、解説しています。
チャート分析の手法は、MACD、RSI、ボリンジャーバンド、ピボットポイント分析が中心です。
知らない人は、「なんだか難しそう…」と敬遠するかもしれませんが、実はまったく難しくありません。
非常にシンプルです。
「線が上を向いているか、下を向いているか、クロスしているかどうか」を見るくらいなので、誰でもできます。
ほぼ全ての動画で、この分析を使って話をしているので、わからない人は、下記の過去動画から勉強するのが良いと思います。
また、この人が書いた本には、初心者向けに、MACD、RSI、ボリンジャーバンド、ピボットポイント分析のやり方がわかりやすくまとまっていてすぐに読めるので、おすすめです。
こんな人におすすめ
・チャート分析ができるようになりたい。
・アメリカの政治経済のニュースを知りたい。
・市場全体の動向や、業界全体の動向を毎日サクッと知りたい
個人的なおすすめポイント
もう一つおすすめな点は、英語の動画もあげていることです。
日本語で話したことと同じ内容で、英語の動画もあげていることです。
英語字幕をONにして試聴すれば、英語学習にもなります。
いかがでしたでしょうか。
今回は、自分が投資の参考にしているおすすめの株式投資YouTuberベスト5を紹介してみました。
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