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【2022年最新版】有名投資メディアが選ぶ「最も買うべきETFベスト10」

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 US Newsで「2022年に買うべきETFベスト10」という記事が、先日公開されていました。

money.usnews.com

 個別銘柄よりも、ETFでリスクを抑えて、ほったらかし投資をしたいという人には、とても参考になると思いますので、書かれていたことの要点を絞ってまとめてみました。

SPDR S&P 500 ETF (SPY)

 最もポピュラーなETFです。S&P 500(アメリカのトップ500社の大型株)のインデックスに連動します。

 このETFを買うことで、簡単に米国トップ企業に分散投資することができます。信託報酬は、0.095%と非常に低いです。SPYは、2021年に22%上昇しました。

 

Vanguard Russell 2000 ETF (VTWO)

 Russell 2000(ラッセル2000)に連動するインデックスです。Russell 2000とは、米コンサルタント会社のラッセルインベストメント社が1984年に開発した米国の代表的な小型株指数です。

 ニューヨーク証券取引所NASDAQなどに上場している銘柄のうち、時価総額が上位1001位から3000位までの銘柄の浮動株調整後の時価総額加重平均型の株価指数です。米国の小型株ファンドのほとんどがベンチマークとして採用しています。*1

 構成銘柄の中で、金額が大きい銘柄は、AMCエンターテインメント(AMC)、アサナ(ASAN)、クロックス(CROX)などです。

 

インベスコ QQQ ETF (QQQ)

 QQQは「NASDAQ100(ナスダック100)」に連動します。

 ナスダック100はIT系の銘柄100社で構成されています。アップル、マイクロソフト、アマゾンなどが含まれていて、純資産の48%はテクノロジー関連の銘柄で、18%がコミュニケーション関連の銘柄です。

 ちなみにSPYの場合は、23%がテクノロジー関連銘柄で、13%が金融なので、SPYとはかなり中身が違います。

 QQQは2021年は27%上昇しました。SPYよりもパフォーマンスが上でした。

 

Schwab U.S. Small-Cap ETF (SCHA)

 特定のセクターや特定の企業に依存することなく、小型株1,800社に分散投資できるファンドです。

 他のインデックスファンドを支配しているような大企業を除外しています。また、構成銘柄は、全て純資産の4%以下なので、非常に分散が効いているETFと言えます。

 構成比率のトップは、LEDライトのメーカーであるクリー(CREE)や、ガン治療のスタートアップであるノボキュア(NVCR)などです。 

 ETFの年間経費率が0.04%と非常に低いのも特徴です。

 

Vanguard Total Stock Market ETF (VTI)

 大小合わせて、アメリカの企業3500社以上で構成されているETFです。アメリカ市場全体に投資する際には、このETFが最適です。

 アップルやマイクロソフトといった大型株だけでなく、小型株までをカバーしているので、分散も効いています。

 

KraneShares Global Carbon ETF (KRBN)

 2020年7月に設定された新しいETFで、CO2排出権(二酸化炭素排出枠)に対して投資ができます。

 排出量取引制度という制度があります。個々の企業が排出する二酸化炭素の量を制限し、上限を超えた企業は排出量の少ない企業から超過分の排出権を購入することで、削減したとみなします。

 KRBNは、排出権先物に投資するETFです。

 2021年1月は約25ドルでしたが、12月には50ドルまで達しました。約120%の脅威的な上昇率です。

 

iShares ESG Aware MSCI USA ETF (ESGU)

  ESG関連の銘柄に広く投資するのが、このESGUです。ESGとは、Environmental, Social and Governance issuesのことで、近年では、この3つの観点から企業を分析して投資する「ESG投資」が注目されています。

 2021年は、S&P 500のインデックスとほぼ互角のパフォーマンスです。

 

 

Invesco Optimum Yield Diversified Commodity Strategy No K-1 ETF (PDBC)

 コモディティに最適化して分散投資をするのが、このPDBCです。近年の原材料コストの上昇を考慮すると、このPDBCは2022年に投資する価値がありそうです。

 物価上昇とインフレのヘッジとなるETFです。

 

Vanguard FTSE Emerging Markets ETF (VWO)

 ブラジル、ロシア、インド、台湾、中国、南アフリカなどの新興国の大型、中型株式に分散投資を行うETFです。

 2021年のパフォーマンスは、S&P 500のインデックスなどに比べて、よくありませんでしたが、専門家によれば、2022年は上昇トレンドにあるようです。

 米国株に比べると、新興国株はアクセスしづらく、新興国株の約5200の銘柄に分散投資できるのがこのETFのメリットです。ただし、S&P 500のインデックスなどに比べるとボラティリティー(価格変動)も高いので注意は必要です。

 

Vanguard Long-Term Corporate Bond ETF (VCLT)

 バンガードの長期社債ETFです。投資適格債のみが構成銘柄で、グレードの低い社債は、構成銘柄に含まれません。

 直近のVCLTのイールド(利回り)は3%です。平均的なS&P 500のイールドは1.3%であるにもかかわらず、リスクも高いです。

 成長株だけでなく、もっと広く投資をしたいという人にとっては、投資のベースとして、VCLTを買うのがよいでしょう。