TradingViewでVIX(恐怖指数)チャートを表示する方法
VIX(恐怖指数)とは?
株価全体の動向を見る上で、VIX(ボラティリティ・インデックス)という指標があります。
VIXは、今後の株式市場のボラティリティ(価格変動の大きさ)を指数にしたもので、別名「恐怖指数」とも呼ばれます。
市場に参加している人の不安の大きさを数値にしたものとして見られています。
正確には、S&P500先物のオプション取引の数値を元に、市場が今後30日でどのような変動を見込んでいるのかを数値化したものです。
・VIX上昇:今後価格変動が大きくなると予想する人が多い
・VIX下落:今後価格変動が小さくなると予想する人が多い
VIXが高いときは、先行きが不透明なまま値動きが大きくなるだろうと、先行きを不安視している人が多いということです。
TradingViewでVIXのチャートを表示する方法
VIXの推移を見る際には、TradingViewというサイトが使いやすいのでおすすめです。
Trading Viewで、VIXチャートをチェックする方法を紹介します。
TradingViewというサイトに行ってください。
まず、1番を上の検索窓をクリックします。
その後、検索窓に「VIX」とクリックして、表示される1番上の候補をクリックします。
そうすると次のようにVIXのチャートが表示されます。
過去の暴落時にVIXはどこまで上昇したか?
過去の暴落時にVIXがどこまで上昇したか見てみましょう。
次のチャートは、2020年3月のコロナショックの時です。
VIXは80を超えました。
さらに遡って、リーマンショックの時を見てみます。
2008年秋のリーマンショックの時は、VIXはなんと90を超えていたことがわかります。