yawaraka-waterの超読書感想文

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「人は死んだら、どこへ行くのか」問題について

人は死んだらどこへ行くのか?

について、諸説ありますよ。

 

・魂が浮遊する。

・あの世へ行く。

・徳を積んだ人は天国へ。そうでない人は地獄へ。

・宇宙へ行って、星になる。

・意識も何も無い。ただの無。

 

 

 佐藤正午氏の直木賞受賞作『月の満ち欠け』は、輪廻転生を描いた小説。

一人の女性が、何度も生まれ変わりながら、思いを寄せるある一人の男性を追いかけます。

 

物心つく頃に前世の記憶が蘇る女性。

「死んだはずの昔の恋人が輪廻転生している」と知った男性。

転生をめぐって変化していく登場人物の心情に心打たれる作品でした。

岩波文庫的 月の満ち欠け

岩波文庫的 月の満ち欠け

 

 

ちなみに、『死にカタログ』(寄藤文平・著)によれば、

死んだらコオロギになるって考える民族もあるとか。

死にカタログ

死にカタログ

  • 作者:寄藤 文平
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2005/12/15
  • メディア: 単行本