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「同調圧力が生き苦しい」と思う人におすすめの本:『コンビニ人間』

今さら読んだのですが、とても面白かった。

 

『コンビニ人間』村田沙耶香

コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)

 

 

◆こんな人におすすめの本です◆
  • 同調圧力」が嫌いな人
  • 他人と比べられたり、他人に評価されるのにうんざりしている人
  • 短い小説をサクッと楽しみたい人

 

あらすじ

子どもの頃から、常に合理的で感情を持ち合わせていないせいで、家族やまわりの人から「変な人」「病人」扱いを受けてきた、主人公・古倉恵子(36歳)。

 

なんで、結婚しないんだ? 結婚することが女の幸せだろう?

 

なんで、定職につかないんだ? 30歳過ぎても結婚せずに、アルバイトだけしてるなんて、かわいそう。

 

他人に迷惑をかけているわけでもないのに「他人の価値観で生きる」ことを強要され、それが鬱陶しくて、なんとか「普通の人っぽい」毎日を生きようとする小説。

特にささった文章

皆、変なものには土足で踏み入って、その原因を解明する権利があると思っている。私にはそれが迷惑だったし、傲慢で鬱陶しかった。

普通の人間っていうのはね、普通じゃない人間を裁判するのが趣味なんですよ。 

感想

あらためて、他人と関わるのって、めんどくさいなって思わされる本でした。

 

私は、他人に対してブーブー文句ばかり言ってる人が、めんどくさいなって思います。

 

そんなに文句を言うほどその人のことが嫌いなら、関わらないようにすればいいのにって思っちゃいます。

 

また、ネガティブなことをつぶやいて、同情を求めてくる人とか、本当に面倒くさいなと思います。

 

同情せずに、現実的な解決策を提案をすると「冷たい人だ」とか言って怒ってくる女の人いませんか?

 

コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)