スマホ依存者にオススメの1冊 「スマホを落としただけなのに」
完全にジャケ買いした本でしたが、一気読みするほど面白かった。
夜寝る前に読み始めて、気づいたら朝5時過ぎだったもん。
それから寝て、起きてちゃんと会社に行きました。
ちなみに出版業界では……
ちなみに、出版業界では、この北川景子のカバーは「カバー」ではなく「オビ」の扱いです。
発売してある程度時間が経過した本に、発売時とは異なる「新オビ」を巻いて、再度出荷するということが、出版業界ではよくあります。
出版社の販促活動です。
これもそう。映画公開に合わせた販促活動。
新オビです。ほぼカバー全面にオビを巻いてますってこと。
だったら、下のカバーいらなくないか?って自分は思うんだけど。
下のカバーって2枚目の写真のものね。
この下のカバーだって結構コストかかりますからね。
ま、いいや。とにかく、ジャケ買いしました。
あなたの個人情報はダダ漏れしてるかもしれない
内容は、ミステリーです。
スマホを落とした人が、被害者。
ハッカーが偶然拾ったスマホから、持ち主の個人情報を抜き出し、持ち主を追い込んでいくというストーリー。
・情報を抜きとるアプリ
・SNSのなりすまし
・アカウント乗っ取り
などを駆使して、ハッカーはスマホの持ち主を追い込んでいきます。
リアルにこんなことが起こりうると思うと、マジで恐ろしいです。
スマホに「自分の生活の全て」が入ってる人は、要注意です。
単純にミステリーを楽しめるだけでなく、そういったサイバー犯罪について、知ることができるタメになる小説だと思います。
スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
- 作者: 志駕晃
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2017/04/06
- メディア: 文庫
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