「株式投資を副業にしたい人」におすすめの本:『50億稼いだおっさんが教える 月5万稼ぐ株投資』
どうやって株を選べばいいかわからない。
プロのトレーダーは、「これから伸びる株」ってどうやって予想してるんだろう。
そんなことが1冊でわかりやすくまとまってるのがこの本です。
元証券会社のベテラントレーダーで、現在は個人投資家のたけぞうさんが著書の中で、色々なトレードの手法を語っています。
この本は、勝率を上げる株の選び方がたくさん書いてあって、とてもおすすめなのですが、その中の一つで、「国策銘柄を買う」ということを推奨しています。
国策銘柄とは?
投資の有名な格言に「国策に売りなし」という言葉があります。
国が莫大な予算を投じて推進していく政策に関連する銘柄は、業績が上がりやすいということです。
さらに、このような国策に関する銘柄は、機関投資家の買いも入りやすく、株が上昇しやすい傾向にあると言えます。
例えば、消費税が8%から10%に引き上げが決まった際のことです。
政府は増税後の9ヶ月間に限り、中小小売店で商品購入時にクレジットカードを使用すれば、2%分ポイントを還元し、その分を政府が補助すると発表しました。
この優遇措置は、キャッシュレス普及へ加速をつける契機と考えられたわけです。
この政府の方針を受けて、キャッシュレス関連銘柄が2018年ごろから上昇し始めました。
キャッシュレス銘柄の一つに電算システム(3630)があります。決済サービスを扱っている会社です。
2018年は2000円近辺でしたが、2019年になり一気に上昇。同年5月19日は4390円の高値をつけました。
1年とに比べると、2倍以上になったわけです。
他にもジャストプランニング(4287)というスマホ決済システムを開発している会社の株は、この期間に約7倍に上昇しています。
じゃあ、国策銘柄ってどうやって探すの?
「国策銘柄は手がたい」というのは分かったけど、じゃあ、国策銘柄ってどうやって探せばいいのって話ですよね。
そもそも国の予算の調べ方もわかんないし、予算を見てもよくわからん、という人のために、この本には、なんと国策銘柄の探し方まで書いてくれてるんです。
中央省庁のホームページから、予算政府案を見ればいいのですが、その見方までここで書くと流石にネタバレになってしまうので、知りたい人はこの本を買ってみてください。
国策銘柄を買うという投資法以外にも、ど素人でもできる優良銘柄の選び方がたくさん掲載されています。
何も調べずに、ただなんとなくチャートを見て、上がりそうだとか下がりそうだとか、やっている人は、この本1冊で考え方がガラッと変わるので、おすすめです。
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